スチールを映画本編から抜き出す作業

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 2015年。1月2日。朝からパソコンに向かい作業。

 昼ご飯はパン屋でコロッケパン。

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 新宿近辺はゴーストタウンのようで、

 車の人も少ない。

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 帰宅後。深夜まで作業。

 映画撮影時にスチール担当のカメラマンがいて、現場の写真を撮ってくれる。が、どうしても現場では撮れないショットもある。そこで映画本編から映像を抜き出し、加工してスチールにする。それをパンフレットに掲載したり、雑誌に使ったりする。

よくパンフレットに載っているスチール写真で、「あれ? 何か映画の一場面と違うなあ」と思うことがあるだろう。それは現場のスチールカメラマンが撮ったものだからだ。でも、感動を思い出さすには映画と同じ構図の写真であってほしい。そのために、本編から抜き出す。

 ただ、とても面倒な作業。映画はハイビジョンで撮るので、1秒間に30フレーム。その30のフレームから1番、いいものを選び出し、加工する。そのままでは暗いことが多い(1秒に30フレが流れれば問題ないが、1フレームを取り出すと観づらいのだ)なので、フォトショップ等で加工する。

 フィルムで映画を作っていた時代には、この手の作業はなかった。そのため、専門のスタッフがいる訳ではない。誰かに頼むと人件費が派生する。だから、僕がやっている。最終的に選ばれた写真にオーケーを出すのも監督である僕なので、自身で選べば早いということもある。

 しかし、ものすごい量! 下写真はその一部。まだ、全体の5分の1くらいしか終わっていない。

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